かーるの日記

ひとり旅練習中・・

突発性上室内性頻脈の記録〜救急車で運ばれる〜

子供の突発性上室内性頻脈の記録続きです。

 

2021年7月〜2022年3月(小3)

 

⚫︎8月

海でたくさん泳いだ日

夜8時半、大きなクッションを持ち上げようとしたらドキドキしたと訴えあり、20秒位で収まる。

その後、22:10頃寝る時に胸のあたりに違和感キューっとして眠れず少し苦しい感じが10ふんほど続く。だんだん和らぎ40分後くらいに寝る

寝る前にお腹と脇腹がほんの少しだけ痛いと言いすぐ治る。脈は上がっていない

その時の心電図をスマートウォッチでとる(3回分)

 

⚫︎11月

休みの日のお昼に家で座っていたらドッキンドッキンと大きく少し苦しい感じがした、そのままで2〜3分で治った。

→この話は翌日に聞いた。久しぶりに変だったと訴えた

 

 

⚫︎2022年1月

午後に縄とびの練習を沢山していたら、疲れてきた頃に動悸がおこる

脈200まで上がっていたが、そのまま何もせず1分位で収まった。

 

 

⚫︎2月

ぴょんぴょん跳ねたときに、左胸がギューっと1箇所が痛くなった。30秒くらいでおさまる。

今までも5回位ある。

 

 

⚫︎3月

体育の授業中持久走で運動場3周走っていて、脈あがる

そのまま特に何もせず2分位でおさまった。

 

 

⚫︎3月

夜ゲームをしていて10秒くらいの間、脈早くなり何もせずおさまる

 

 

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と小学校3年生の後半は、

 

動悸をきちんと本人が教えてくれるようにもなり

 

その間隔もどんどん短くなっていきました。

 

 

 

4月の受診で医師からは

 

「年齢が上がるにつれて症状が重くなることが多い」

「時が経てば治る、ってものではないからひどくなったら手術を勧めます」

「ひどいとは、動悸止まらず病院に駆け込むような事態」

「手術はなるべく体が大きくなって中学生以降の方がよりよい」

「自分で止めれるように頑張ろう」

 

と聞いていたので、

 

確かにひどくなってきているけど

 

ここ1年くらい病院に駆け込むことはないし

 

このままだと中学生頃には手術になるのかな。。。

 

とそう思っていました。

 

 

その後4年生になって、夏に事態が急変します。

 

それまでの記録を残します。

 

 

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2022年4月〜2022年8月(小4)

 

⚫︎6/20 

夜に家でカーペットを広げてたら、動悸。何もせず10秒ぐらいでおさまった

 

⚫︎7月1日

夕方出かける前に急いでいたら1分ほどの間少しだけきゅーっと苦しくなった。心拍測ってみると120位。

いつもの脈あがる感じとは少し違う。

 

⚫︎7月2日

昼過ぎ出かけ、階段3階まで駆け上がったら、動悸?異変の訴えあって脈はかる。

→その時には130位で数秒ですぐおさまった。

おさまった後その時のウォッチ心電図あり3回測った。

 

⚫︎7月17日

夕方に家でトイレに行った時に脈が上がり1分位で収まる。

その後夜8時ごろにも数十秒あり

 

⚫︎7月18日

午後家でぴょんぴょん跳ねていたら脈が上がって測ってみると130位。

息堪えてみる。その後1分位で収まった。

 

 

 

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と7月に急激に回数が増えていきます。

 

そして夏やすみ中にホテルに2泊していて

 

帰る3日目にとうとうホテルで倒れてしまいました。

 

その時の記録を残しています

 

 

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⚫︎2022/ 8月

家から車で1時間のホテルのプールで朝9時すぎから2時間あそび途中一回動悸あり。

すぐ治ったので親には言わずそのまま遊んだ後、出て着替えてから帰るため歩いていた。

歩いている最中、動悸があり一緒にいた私(母)に訴えあり。

その場で息堪えするもののとまらず、3分位でどんどん顔色わるくなる

気持ちわるい、目がよく見えなくなってると訴え

脈が治らずぐったりしているので、救急車をよびました。

救急車ではかかりつけに行ってもらうようお願いして

30分ほどのの中では血圧低下、酸素マスクをつけて少し楽になる。

救急車の中では受け答えができるくらいに回復していた。

が脈は200のままで、1時間後に病院についた頃にようやくおさまる。

 

 

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この時、 2泊3日の最終日で

 

最後のプールの機会だったためかなり泳いで

 

潜水して頑張っていた。

 

久しぶりのプールで各日2時間くらい遊びながら泳いだ3日目だった。

 

 

 

病院についてからは、治療前にすっと脈が治り

 

念のため点滴を行い少し眠って帰路につきました。

 

 

 

「このまま止まらなかったらどうしよう」

 

と救急車ではそんな思いだけで、手を握って母は何もできずでした。

 

 

 

救急隊の方には本当に助けられました。

 

この時救急隊がとってくれた心電図の用紙は

 

担当医に渡してもらえるようお願いしたので

 

病院の方に渡していたようですが、

 

病院では救急の患者さんもたくさんいたからか

 

何かの手違いで先生の手元には届いておらず。。

 

それは仕方ない。。

 

でも、もしこの病気を見守っている親御さんがいたら、

 

発作時の心電図は手術の際の資料になるため重要

 

と覚えておいてほしいです。

 

心電図から心臓のどの部分の異常なのかがわかる(予想できる)こともあるそう。

 

 

そして、その後1週間せずに医師から電話がかかってきます。

 

「空きが出て10日後に手術できるタイミングがあります、今の状態だと早めに手術された方が良いと思います」

 

と。

 

 

 

こんなに早く「手術」をすることになるなんて、、

 

と怖さとでも乗り越えないといけない気持ちと、でも怖さと。。

 

でも手術をお願いしました。

 

複雑で眠れない日々。

 

救急車で運ばれたその後の子どもは、いつもと変わらずでケロッとして夏休みを楽しんでしました。

 

そして、数日後手術についての説明がありました。

 

 

続く・・・